3月、原宿にあるギャラリー「ガレリアM」での個展が無事終了。

正直個展が終わってホッとしている今日この頃。

個展は大変だが滅多に会えない友人達に会えるので楽しい。

杉真理さんがやってきた。

杉さんとは30年以上の友人だ。

今回展示した絵の中にテラスから見える海の風景を描いた作品があった。

元々テラスは描くつもりではなかったが、

描いている途中に何故か杉さんの事が頭に浮かびテラスとギターを描き足した。

実は以前杉さんのCDジャケットの絵を描かせてもらった事があり、

その時の事を思い出してテラスとギターを描き足したのだ。

不思議なことにその絵が描き終わると当の杉さんから電話が来た。

何でも本を出版する事になり僕の絵を使わせて欲しいのだそうだ。

杉さんのCDジャケットは２回描かせてもらったが、そのジャケットの絵を本の表紙にしたいと言う。

不思議な事があるもんだ。心がどこか繋がっているのだろう。

杉さんも僕も実は不思議な出来事にが多い。

何でも自叙伝の様なものらしいので不思議な話がいっぱい出てくるのだろう。

本ができるのが楽しみだ。

個展も無事終わり今は少し落ち着いた。

でも個展が終わると緊張から解放されて脱力してホッとしてガックッとなってフニャフニャになる。

僕の場合やる気が出ないフニャフニャ状態が１ヶ月は続く。

我ながら情けない。

そんな話を友人の画家友達に話せば、

「俺なんか３ヶ月はやる気が出ないよ」。

「俺は半年はダメだね」。

中には

「俺は１年はダメだな」。という友人もいて

上（下）には上（下）が居るもんだと感心したり安心したりする。

しかし本当はしばらくゆっくりしたのだけれど貧乏画家の僕には休んでいる暇はない。

次の展開を考えて動き始める。

今年は国内はもちろん海外でも個展を開こうと思っている。

ライブで海外に行く事はあっても絵の展覧会はやった事がない。

海外ともなればすぐにできる訳ではないが調べはじめた。

この事はまた報告します。