Categories:
春になれば山々に桜が咲き始め、
私はここですとばかりに手を振ってくる。
春の数日間だけ現れる山の妖精。
現れたと思ったら、数日で山の緑に同化して
来年の春まで姿を消してしまう美しい妖精。
それが山桜だ。
あそこに桜があったんだ。
春以外は気が付かない。
ヒラヒラ舞う花びら達は空で出会って
蝶になったり鳥になったり。
誰も知らない山の不思議な物語。
誰も知らない「出会い」と「新しい生命の誕生」。
僕は山の桜を見るとそんな物語を想像する。
Tags:
メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です
コメント ※
名前 ※
メール ※
サイト
次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。
上に表示された文字を入力してください。
Δ
No responses yet